Welcome to our website

2016年10月31日月曜日

日本気象学会2016年度秋季大会

2016年10月26日(水)~28日(金)に名古屋大学で開催された日本気象学会2016年度秋季大会に参加させていただきました.日本気象学会とは気象に関連する様々な研究について発表される学会で,全国から気象学に精通する多くの研究者・企業人・学生が訪れます.

1日目,2日目は各専門分野ごとに分けられた会場にて,他の方々の研究発表を拝聴しました.普段では中々耳にすることができない気候形成や大気放射に関する研究について学ぶことができ,大変参考になりました.しかし,気象学の専門的な内容は,自分にはとうてい理解できない発表も多く,自らの教養のなさを実感すると共に,“気象学”というものの多様性と難しさを感じました.




3日目は,ポスターセッションで自分の研究発表を行いました.会場には多くの方々が訪れ,各所で活発な意見交換がなされている様子に圧倒されました.私のポスターに訪れてくださった方々は他の方に比べ少なかったものの,幾名かの近しい分野を研究されている研究者や教授,学生の方々に発表をご覧いただきました.自分の拙い発表にも優しく耳を傾けてくださり,貴重なご意見,ご質問を数多く頂きました.この経験は自分の研究を改めて見つめ直す良い機会となっただけでなく,これからの展望に繋がる貴重な経験であったと感じます.

また,発表後に石田先生からこれからの研究についてご指導賜りました.お忙しいところ特別にお時間を頂き,じっくりとお話をお伺いすることができました.ここで改めて厚く御礼申し上げます.




学会終了後,名古屋城を訪れました.お城の荘厳な佇まいもさることながら,天守閣からの光景は壮観でした.これが徳川家康の見た光景かと思うと少し偉くなった気分になれます.また,名古屋では手羽先をいただきました.濃いめの味付けとジューシーさはまさにお酒の為にあるかのようで,さら,そこに地元の方から教えてもらった手羽先の美味しい食べ方を加えればさながら永久機関の完成です.

研究発表:
”不均質雲における三次元放射伝達モデルの精度検証”,佐久間 隼司,櫻井 篤,石田 春磨, 岩渕 弘信,日本気象学会2016年度秋季大会,P351, 名古屋,2016年10月26日~28日.

(佐久間)