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2016年10月19日水曜日

ICFD 2016 in Sendai

2016年10月10日~10月12日の間に開催されたICFD(International Conference on Flow Dynamics)に参加させていただきました.主に流体や熱に関する研究が発表される国際会議でした.
初日から海外の方や日本各地の教授,学生が大小さまざまな部屋に別れ集まり発表を行い,互いの知をぶつけあい鎬を削っていました.どの方も熱心に話し,英語が堪能でいらっしゃるのでその場にいるだけで身が引き締まる思いでした.



夜行バスの疲れと膨大な知の量に圧倒された私

今回私はShort Oral Session とPoster Session にて発表させていただきました.
Short Oral Session では2分30秒で4枚のスライドを英語で説明しました.自分の研究を4枚のスライドで簡潔に分かりやすく伝えるのは尋常ではない難しさでした.思っていたより大きい会議室,スクリーンにまず体が強張り,自分より前の順番にて流暢に発表していく他の参加者の姿に打ちのめされ,最終的に壇上に立ったときの光景に頭が真っ白になりました.そのため覚えていた台詞を飛ばしてしまい,練習では2分30秒をクリアしていた私の発表は3分を幾ばくか超えてしまいました.とても悔しい思いをしたこの経験は二度と忘れません.これから日々精進に努めます.


Short Oral Session の後はPoster Session でした.Poster Session は昼食の時間と被っていた為か他の参加者も同様だったのですがポスターにはあまり人々は訪れませんでした.ポスターに訪れる人々を待つ間私はShort Oral Session での失敗を噛みしめ喉はお茶しかとおらず苦渋をなめていました.結局私のポスターには計3人の方々が来てくださり,その方々にはちゃんと解説もでき質問にも答えれたのでので安心しました.



今回,自分にとって初めての学会かつ英語の発表だったので緊張したり未熟な部分を多く感じましたが,他の方の研究等を見たり自分の研究を伝えたりと中々普段では経験できないことを体感できたためとても良い刺激をいただけました.この経験を少しでもこれからの自分の研究や人生の糧にできるようより一層励みたいと思います.この記事を読んでいただく皆様この不肖中村のご多幸とご健勝お祈りください.また,今回発表するにあたって多くの助言をしていただきました.松野さん,櫻井先生ありがとうございました.

最後に浮かれている中村をお納めください

研究発表:
”Coupled Photon and Bioheat Transport Simulation for Laser Induced Plasmonic Photothermal Therapy”,Yousuke Nakamura,Atsuki Komiya,Junnosuke Okajima, Shigenao Maruyama and Atsusi Sakurai, Thirteenth International Conference on Flow Dynamics October 10-12, 2016, Sendai International Center, CRF15